ワークメイトについて

設立の背景と目的

　1980年代後半から出稼ぎを目的として来日するアジア女性が増加しました。日本人との結婚や子育て、さらには離婚を経験して、日本に定住、あるいは永住し、地域の構成員として生活しています。さらに現在、日本政府は労働力不足の穴埋めに発展途上国からの技能実習生の受け入れ拡大を決めており、建設業、介護、家事労働の分野への外国人の参入が増えようとしています。

　そんな中で、一部では外国人に対するヘイトスピーチや嫌がらせ、差別事件が絶えません。外国人に対する偏見や差別をなくし、労働力ではなく、これらの人々を「人」として受け入れ、地域に住む外国人とその家族が日本社会の一員として生活できる多民族、多文化な環境作りが求められます。

このような社会環境を創るのは、私たち一人ひとりの市民の役割であり、行政や企業、NPOの社会的責任でもあり、外国人を含めた相互の努力なしには実現は困難です。

　Workmateは、在日外国人とともにあゆむ社会を築くことを社会的使命とし、日本人と外国人が、パートナーとして働くことができる事業やサービスを提供し、相互の発展と交流を深め、平和で安全な社会の構築をめざします。

社会に育つ多文化な芽が元気にしっかり根をはっていくことを願っています。　　　　

2014年6月2日

活動内容

在日外国人女性の仕事作りサポート子育て支援事業

①在日外国人の仕事に関する相談事業

②外国人が待つ特技や知識を生かした仕事作りの提案

③外国人女性への日本語サポート,職業訓練
日本とアジアの人々をつなぐ事業

①異文化交流,多文化体験事業

②在日外国人から学ぶ外国語教室

③行政が行うサービス,インフォメーション,地域のルール等について発信

④地域に住む外国人住民のニーズ、日本社会のニーズ調査・研究
アジアの開発途上国における雇用創出を目的とする社会起業の支援

①フィリピン、ストリートチルドレンの起業支援

②団体、個人による草の根国際協力への支援

③社会起業についての相談事業
事業の広報

①広報・情報誌"Kapit-Bisig"の発行

②ホームページ等による広報

運営委員/Committee Members

代表/President・・・・・・・・もりきかずみ/Kazumi Moriki

事務局/Secretariat・・・・・・鹿嶋節子/Setuko Kashima